ネットワークをシンプルに考える。

宇宙、芸術、情報技術、哲学など。

シンプルに考えよう、NATとNAPTの違い。

1. グローバルIPアドレスを有効利用する仕組みとしてのNAT

 限られたグローバルIPアドレスを有効に利用するための技術としてNAT(Network Address Translation)がある。

 NATは単純にグローバルIPアドレスに対して1つのローカルIPアドレスを紐付け、ローカル端末に外部ネットワークへのアクセスを可能とさせるものである。1つのグローバルIPアドレスしか持ち合わせていない場合でも、アクセス毎に利用-解放を繰り返すので、全端末数に応じたグローバルIPアドレスは不要だ。少なくとも、同時利用で想定される台数分のグローバルIPアドレスがあればよいことになる。

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2.グローバルIPアドレスの利用をさらに効率化するNAPT

 NATの発展型としてNAPT(Netework Address Port Translation)がある。NATが同時アクセス数に応じたグローバルIPアドレス数を必要とするのに対し、NAPTではさらにこれとは別にポートの概念を導入し、1つのグローバルIPアドレスでの複数の外部アクセスを可能とするものである。(別名:IPマスカレード、PAT)

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