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Nico-chan.jp

哲学、藝術、産業に関してのひとり言まとめ集

『方法序説』 全容概説

『方法序説』

ここでは17世紀フランスの哲学者ルネ・デカルト(René Descartesが遺した『方法序説』のエッセンスを記録しておく。

 

方法序説』は「我思う、ゆえに我あり(Cogito ergo sum)」という代表的一文とともに日本では合理主義の始祖として崇められているところがあるが、実際どのような内容であるのかを知っている人は少数である。

※読んでみるとわかるがこの論文は短編であり、翻訳文庫で100p程度の読み物であるので、興味ある方は一度手に取られることを薦める。もともと、『理性を正しく導き、学問において真理を探究するための方法の話(序説)。加えて、その方法の試みである屈折光学、気象学、幾何学』という500pを優に超える大論文の最初7pに記されているのが『方法序説』であり、彼の哲学思想の根本が論じられている。

 

方法序説』は全部で6つの章から成るが、その一つ一つについて、ここで内容を確認していこう。各章に題はついていないが、内容を要約すると下記あたりが妥当だろうと思う。

 

  • 第一章:『方法序説』記述の意図
  • 第二章:自己批判への扉と鉄則
  • 第三章:自己批判における道徳格率
  • 第四章:「我思う、ゆに我あり」へと繋がる路
  • 第五章:世界、人間について
  • 第六章:学問のあるべき姿と今後の展望